福岡で働く学生社長の日記

ビジップという会社の代表執行役社長をやっています。日々の事業活動やWebサービスへの所感を綴ります。

あなたの学生生活はいくらですか?

あなたの学生生活はどれだけの価値があるか

大学に通うためには、国公立大学で年間に50万円、私立大学で100万円以上の学費がかかります。

 

これは"学費"なので、皆さんが受けている教育に対して支払っている対価ですね。

 

大学から得られるものは多いです。講義の他にも、留学制度であったり無償で英会話の授業が履修出来たり、学内には学びの場が転がっています。僕自身も大学の研究室で学ぶことで、「大学でファイナンスを専攻した」と自信を持って言えるくらいのアウトプットは出したいと考えています。

 

しかし、僕はそれ以上に"学生生活という時間"を買っているという考え方がしっくりきます。

 

「一度社会に出ても大学に入り直せば良いじゃないか。」と言われるかもしれません。

しかし、学び直しというものが日本では普及していません。仕事を辞めてまで大学に入り直すことがキャリアに良い影響を与えない文化なのでしょうか。

 

"根本的な問題は君が何かを買うとき

お金で買っているわけではないということさ

そのお金を得るために使った「時間」で買っているんだよ

請求書やクレジットカードローンなどを支払うために働く必要があるのなら

それは自由ではないんだ"

 

ウルグアイのムヒカ大統領の言葉です。物事は時間に行きつきます。

サークル活動をするにせよ、バイトをするにせよ、何をするにせよ学生生活という時間を削っています。遅かれ早かれ、卒業というゴールに向かっているのです。今は大変貴重な時間なのです。

 

本来、経済活動に縛られずに自由に過ごす権利を与えられているはずですが、どうにも人のために時間を過ごしてしまっている学生もいる気がします。

 

典型的なのは、"アルバイトでの時間の切り売り"

あなたが時間を切り売りし、やりたいことを我慢して、お金のためにアルバイトをやっているのなら、すぐに辞めた方が良いです。

特に「アルバイトが辞められない、休めない」なんて言葉を聞くと、益々誰の人生だよ...なんて思ってしまいます。雇用主の問題ですかね。

 

なぜ辞めるべきなのか?学費で買っている時間を無造作に切り売りしているも同然だと思うのです。

学生生活は縛られずに物事を突き詰められる時間です。少しだけでも工夫して、自分にとってプラスになる物事に挑戦するべきです。

 

「生活費が必要だからアルバイトをせざるを得ない。」わかります。

しかし、どうせやらざるを得ないなら、自分のためになるようなアルバイトを見つけましょう。考え得る手段は2つあります。

 

①働く場所を選り好みする

楽なバイトを選ぶという意味ではありません。

僕の後輩で、就職活動も意識した上で営業力を身に付けられるアルバイトやインターンシップを探していた学生がいました。

彼はまずは営業に慣れるためにアルバイトでテレアポをこなし、その後に完全歩合制の法人営業のインターンシップをしたそうです。実力をつけるために時間を費やしたわけなので、結果として就職活動では第一希望の会社から内定を貰っていました。

また、別の例でいうと、子どもの頃からファッションが好きで、今では東京の国立大学に通いながら雑誌のファッションライターとしてアルバイトをしている知人がいます。

 

こういった事例は素晴らしいと思うのです。ある程度わがままの許される学生のうちに、自己実現のために仕事に挑戦してほしいと思います。

 

卒業すれば就職しようが起業しようが、やりたいことではなく、利益を優先して動くことになります。せめて今は自分のために時間を使ってください。

 

②視座を高める

やりたいことがわからない、役に立つスキルもわからない...そんな学生もいるかと思います。

本当は見つかるまで様々な経験をして、考え抜いてほしいのですが、見つかるまで時間がかかることもあるでしょう。その場合は、視座を高めてみてください。

 

あなたはただのアルバイトではありません。任されているシフトの中で、会社の売上を最大化し、コストを最大限削るために一生懸命考えて、動いてみてください。

 

居酒屋のバイトでも、どうすれば客数が増え、より多くの品を注文してもらえるのか、回転率をあげて、売上に貢献できるのか、どうすれば同僚というチームを巻き込むことができるのか、自分を単なる時給1000円のアルバイトだと認識する限りは前へ進めません。

 

売上目標の達成、オペレーションの改善、こういったことに自主的に取り組んだ経験は、必ず将来に活きます。

 

僕も大学1、2年生の時には長期留学に備えてアルバイトをしていました。

仕事自体にやりがいも感じていましたが、他人と差別化するためには徹底的に成果を求める必要性を感じ、給料のためではなく、成果のため、顧客のために働きました。

 

結果として、九州で年間最優秀賞を個人で獲得するに至ります。

コミュニケーションとマネジメントが中心の仕事でした。今でも2年間打ち込んでよかったと思っています。

 

 

もちろん、アルバイト以外の手段で生活費を得るというのもアリです。

僕の肌感覚では、将来に活躍するであろうトップ層の学生は時間を売るようなことはしていません。プログラミング、語学、営業、人脈、海外経験など、あらゆるスキル(資産)を活かしています。(福岡では許されるかわかりませんが、地域によってAirbnbで国際交流しながら対価を得るのも良いですね。)

 

僕は学生生活を会社の社長という仕事に注いでいます。「そんなに焦らなくても人生は長いよ。」とよく言われます。

確かに、先に述べたように学生生活にしかできないことはあります。今は自由に遊んで過ごすというのも、全うなアドバイスだと思います。

 

しかし、僕は迷ったことはありません。寄り道に向かって走るのは僕の生き方ではないからです。誰よりも生き急ぐこと、手を伸ばし続けること、それが僕の学生生活の過ごし方です。

 

あなたの学生生活はいくらか。この問いに対して真剣に考えてもらうために、具体例としてアルバイトの話をしました。

 

みなさんはどのように学生生活を過ごされますか?

是非、皆さんの志を聞かせてください。